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2021/12/28 11:26

寒くなってくるとセーターなどのニット素材の暖かい服を着たくなりますよね。
せっかく着るならおしゃれも楽しみたいところ。

ところが、服で「かゆみ」に悩まされる人も…。

おしゃれはしたいけど肌がかゆい!という人は、今日の内容を見直してみてください。




▼冬のお肌のかゆみはなぜ起こる?

さて、なぜ冬にかゆみが起こりやすいのでしょうか?
それはやはり「肌が乾燥しやすい」から。そうです、いつも原因の筆頭に出てくる「乾燥」ですね。

「乾燥」は放置してケアをしないと、色々な形で悪さをしてしまいます。


かゆみが発生するメカニズムはこう。
肌は、大きく分けると下記の2つに分かれます。

●「表皮」…表面に近いところにある皮膚
●「真皮」…奥にあるところにある皮膚

そして、表皮のなかで最も表面にあるのが「角質」と呼ばれる部分。
かゆみは、表皮と真皮の境界付近まで伸びている“かゆみの神経”によって感知されます。

肌の潤いをキープするためには、肌表面を覆う皮脂、角質を構成しているセラミドNMF(=天然保湿因子)が必要ですが、乾燥によって水分が逃げてしまうと肌バリアが壊れ、肌の表面にある角質の刺激に敏感になります。

すると、肌がかゆみを感じやすくなってしまうのです。


▼冬のかゆみ対策3選!

冬のかゆみに悩まされないためにできることを3つご紹介します!


01|チクチクと刺激を感じる素材を避ける

一番のポイントは、チクチクする素材を直接皮膚に触れないようにすること。
肌に刺激が少ないのは、綿素材のものがおすすめ。綿素材のものを一枚着てから、セーターを着ると刺激を少なくできます。
そもそも購入する際には、チクチクしない刺激の少ないものを選ぶのも忘れずに。


02|締め付けに注意

下着や靴下などのゴムがきついと、その部分がかゆくなった経験はありませんか?
あまり締め付けが強いと、肌が圧迫されてかゆみを誘発してしまいます。ゆったりとした服を選んだり、着るときに締め付けすぎないようにすると、かゆみのリスクを減らせます。


03|飲酒や香辛料の強いものを控える
年末年始はおいしいものがたくさんありますが、かゆみの症状がある場合はちょっと注意をしましょう。
飲酒や香辛料の強い食べ物は体温を上昇させ、かゆみを悪化させてしまう可能性があります。
体の状態と相談しながら、控えるという選択も意識してみてくださいね。


かゆみが出る前にひと工夫して、肌をいたわりながらおしゃれを楽しみましょう♡

そしてみなさま、来年もよいお年をお迎えくださいませ^^